娘に一番好きな映画は?と聞かれました。
一本には絞れませんが、若い頃、お小遣いをつぎ込んだのはバーブラ・ストライザンドの『スター誕生』でした。昔の映画館はロードショーでも入れ替え制ではなく、感動のあまり、そのまま座っていて、もう一度観ることもありました。二番館、三番館まで追いかけ、5回は観ている映画です。
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久しぶりに娘と一緒に観てもいいかなと、探しましたが見当たらず、
54年のジュディー・ガーランド版をレンタル。
(37年の作品もあり三度の映画化)
思いの外長く、日曜の午前中かかってしまいました・・・トホホ。
76年版はロック界の話でグラミー賞の授賞式シーンがありましたが、54年版は映画界が舞台。アカデミー賞の華やかな授賞式や舞台裏のシーンも興味深いものがあります。
浮き沈みの激しいショー・ビジネスの世界に生きる男女。大スターが仕事にも干され、落ちぶれてアルコールに溺れていき・・・一方、無名の新人の才能が開花し、スターダムにのし上がっていきます。どちらも大スターと新人のラブストーリーと全編に散りばめられた素晴らしい音楽が見どころ。
フェラーリでの交通事故(76年)や入水自殺(54年)で大スターだった男性が命を絶ちます。才能を見出してくれた最愛の人を失い、打ちひしがれて涙に明け暮れる日々でも、芸能界で生きる女性たちです。
The Show Must Go On
悲しみを乗り越えてステージに立つ彼女たちの姿には感動します。このエンディングの場面が好きで何度も観てしまったのかもしれません。
それにしても、母ジュディー・ガーランドは娘ライザ・ミネリと見間違うほどそっくりのシーンもありました。
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ライザ・ミネリの『キャバレー』や『ニューヨーク・ニューヨーク』も好きな作品です。才能にも恵まれているのに、私生活は波乱万丈の親子のようです。
kaoruさん、映画の名場面がありました。“エバー・グリーン”をバーブラとクリス・クリストファーソンが歌っています。大サービスです(笑)。