バッグが完成

ちょっと、そこまで・・・の時に

東京も一面の雪景色だった週末。
暖かな部屋でスラッシュキルトのバッグの仕上げをしました。
4枚の布を重ね、ひたすら7ミリ程の間隔でバイアス方向にミシンをかけていきます。
その7ミリの真ん中にはさみを入れ、上の3枚だけを切っていくのです。
(一番下の布は土台布として、残しておきます)
ここまで出来たら、ネットに入れて、洗濯機へポイ。洗ってお日様に当て、よーく乾かすと
裁断面が波打ち、2番目、3番目、そして土台布も顔を出して
4枚の布の色が入り混じり不思議な風合い、手ざわりの布が出来上がります。
ふたつのバッグは同じ4枚の布ですが、重ねる順番を変えてみました。
ミシンをかける時、ちょっとの歪みでも、それを目安にした平行線は後に大きな歪みになってしまいます。
『軌道修正は早めに』を実感した、バッグ作りでした。
スラッシュキルト、黒羽志寿子さんが生みだした手法です。