メタセコイアの実と銀杏

落ち葉の掃除

メタセコイア通りを歩いていると、2cmほどの小さな実がぽつんぽつんと落ちていました。
その見事な樹形と紅葉に目を奪われることが多いのですが、ミニ松ぼっくりのような愛らし実をつけます。

桜の葉と

これもクリスマス素材として使えそう、たくさん集めました。


黄色の葉がほとんど落ちた、淋しげな銀杏の木を見上げると、銀杏がぶら下がっていました。
雨風であの匂いがきつい果肉が取れ、種だけになっても落ちなかった銀杏です。
 見えますか


先日の鎌倉、鶴岡八幡宮の高さ30m・胴回り7mの大樹は別名隠れ銀杏として知られています。

建保7年(1219)年、1月27日右大臣拝賀式当日、雪で真っ白に化粧した鶴岡八幡宮石段で、3代将軍実朝が儀式を終えここを通りかかった際に兄頼家の子である公暁に殺害され、28年の短い生涯は閉じらた。
甥の公暁は実朝を父の仇と信じ、この大銀杏に身を隠して実朝を待ったのである・・・


鎌倉幕府の権力闘争の舞台となった樹齢千年を超える大樹は。。。近づいて見ると痛々しくもありました。