白いバラ

旧国立駅のストラップ

切り戻した白いバラが再び咲いています。
バラ展で購入したデルバール社のバラ、
ジャルダン・ドゥ・レソンヌが
前回ひとつだけ咲いた時は
白地に赤い絞り模様がぽつぽつと入っていたのに
今回は明るく光が射したような白でした。





ソンブロイユもたくさん蕾を付け咲いています。
小さな花びらが密集し、やはり個性的です。



花々の指紋―言葉、写真、作庭

花々の指紋―言葉、写真、作庭

信州に住む孤高の作家、丸山健二氏は作庭に励んでいるようです。
写真集にも丹精込めて育てている
バラやシャクヤククレマチス・・・様々な花が載っていました。

本の中の白い花についての言葉から・・・


 愛の前で立ち止まったときに、
 愛の試薬を用いてみたときに、
 人格を失いかけたときに
 自由が否定されたときに、
 けなされたときに、
 涙に暮れたときに、
            
                  願ったり叶ったりの白。
                  修正を施してくれる白。
                  根源的な生のための白。
                  個人的主権へと導く白。
                  地獄から脱出できる白。
                  人間的光明を浴びた白。


こんな言葉が心に響きました。

そして一番印象残った言葉は・・・


美は想像の産物でしかないなどと、
花々の面前で口にしてはならない


植物好きなら誰もが納得の一言です。
水遣りをしながら「なんて綺麗なの、ウチのバラ♪」
今日もそう感じました。