バラスポット巡り

バラとラベンダー

家の庭仕事も一段落する6月、バラの咲くペンションに泊まり
長野方面のバラスポットを巡る計画を立てていました。
桜を追いかけて北上するのと同じです、
これから満開になるバラを求めて火曜日の早朝、出発。



山梨寄りの富士見町にあるペンションをネットで探し、予約していました。
咲き始めたフレッシュなバラを朝夕眺め
幸せな時間を過ごすことができ、ここは大正解(*^_^*)

ポールズ・ヒマラヤンムスクが桜のように満開で
イングリッシュローズのコンスタンス・スプライとの組み合わせも素敵で見惚れました。

食事はご両親が、バラとネットの管理は息子さんがなさっているよう・・・
チームワークの良いペンションでした。
周りには何軒もの宿があり、
昔は賑わっていただろうと想像されます。
(ペンション村は残念なくらい寂れていました)
生き残るペンションは何かがあるのですね。
手入れの行き届いたガーデン、
レストランのフルコースのような洗練された食事を出し
ホームページやフェイスブックツイッター
地元のお勧めスポットなどを紹介し、最新情報を発信しています。
(ここは息子さんが大活躍!) 
彼とのバラ談議も勉強になり、
帰宅してからの庭仕事も熱心になっています。
リピーターが多いのも納得、
次は食いしん坊の娘も連れて行かなくては。





我が家にも欲しいな・・・優雅に咲いていたピンクのイングリッシュローズ、ワイルド・イブ。





小諸の「夢ハーベスト農園」では。
500円の入場料払うとハサミとリボンを渡され、よかったら30本摘み取ってくださいと。
思いがけず「ここは富良野?」気分も味わうことができました(^_^;)

↓この農園でもポールズ・ヒマラヤンムスクが雪崩のように咲き誇っていました。
怖いくらい見事ですね・・・我が家のも仕立てを考えなければなりません。


姫野ばら園では故村田晴夫氏から農園を引き継いだ
お仕事中の姫野 由紀さんが笑顔で「自由に見て行ってください」と声をかけて下さいました。

通販で全国に配送される出番を待つ膨大な種類のバラ苗の数々、管理も大変なことでしょう。
頂いたカタログにはこんな文章がありました。
「品種に宿る歴史や伝統になぜかとても心惹かれますので古い品種が中心の品揃えですが、
特有の気品や優雅な質感の花弁は、現在見ても充分に魅力あるものと考えております」
どうしてもこのバラを・・・そんな時は利用してみたい姫野ばら園でした。



帰りの道中、山梨のコマツガーデンの新ショップ、「ロザ・ヴェール」に立ち寄り
お店にいらしたオーナーの後藤みどりさんともお会いすることができました。
消毒やうどんこ病、バラゾウの話を熱心にしていました・・・夫が。

彼女のバラ本も何冊か家にあり、「趣味の園芸」に出演することもある方なので
声を掛けられ、ぼーっとなったのでしょうか、薬剤を買っていました(苦笑)

梅雨時でどんよりとしたお天気でしたが
バラ三昧の1泊2日の旅を楽しみ、刺激を受けまくってきました。